参道工事
お年寄りや車椅子の方が歩きやすいように段差を無くしてバリアフリーの参道に改修しました。水はけを良くする為に側溝の工事も併せてさせて頂きました。
現地調査
古い参道をバリアフリーにする工事を御依頼頂きました。併せて水はけが悪いので側溝の工事もさせて頂きました。
解体作業
まず既存の板石を剥がします。剥がした下に電線や水道管などが出てくることがあるので障害物の有無を入念にチェックします。
掘削作業
障害物が無いのを確認後、掘削作業にはいります。大小の木の根があるのでそれらを丁寧に除去していきます。根切りすると枯れてしまう木もあるので、その識別は専門業者（造園業者）にして頂きます。
転圧作業１
綺麗に整地した後、一度転圧をかけます。
転圧作業２
より強度を増すためにクラッシャー砕石をひいて、二度目の転圧をかけます。
コーナー据え付け
整地が完了後、板石の枠となる縁石を据え付けていきます。土地形状により直角になっていないところは、その角度に合わせて石をカットしながらすえつけます。
縁石据え付け
距離が長いので水糸を張り、距離間での石の微調整をしながら縁石を据え付けていきます。
板石貼り
微調整を行いつつ、外勾配を付けていきます。水の流れを外に逃がす為に勾配は必ず付けます。
切削加工
参道の角度によっては板石を入る角度に切削加工しなければなりません。シビアに寸法切りするのは、職人の腕が重要になってきます。
U字溝の設置
参道脇に水が溜まるのでU字溝を設置し水道を確保します。
マスの設置
墓地内の押水が多い為、マスを設置しワンクッションいれます。
土留め石据え付け
垣根の土が参道内に流れてくるのを防ぐ為、お寺さんが大量にストックされておられた野面石を利用させて頂き土留めにしました。
透水管パイプの設置
U字溝だけで吸収しきれない雨水を透水管パイプで補助します。
新参道完成
目地の拭き残しや汚れを丁寧に取り、参道脇にビリ石を撒いて完成になります。
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